クロワッサンはコワソンと発音しないと伝わらない
クロワッサン
そう、それはフランスのパンである。
唐突ですが、本日はクロワッサンの話。
世界各国で「Croissant」として存在を認識されているいわばパン界の大御所である。
日本でも「クロワッサン」としてその名を轟かせ、その姿形は他の物に似つかせない。
そう、これが「クロワッサン」だ!というのは、誰が見ても現物を見ればわかる。
現物を見ればわかる。のである。
ここで現物を見ればと強調したのには訳がある。
本日のタイトルの通り「発音」、つまり読み方が問題なのである。
そう、日本の恐るべき言語「カタカナ」。
すべての外来語を担当し、片っ端から処理しているその能力には定評がある。
そして本日お題としている「クロワッサン」は見ての通り、例外なくカタカナで処理されている。
そう書いてあるのだからそのまま発音すれば通じるでしょう。と、多くの日本人が陥る罠。。。
お察しの通り、答えは「否!」なのである。
しかも「否」のあとに「笑止!」までつけたくなるくらい違う。
「Croissant」▶︎「コワソン(むりやりカタカナで書くなら)」となる。
・・・だれだよ、コワソン
って言うくらい音だけ聞くとまったく異なる物になるのである。
ドイツ語もそうなんだけど、フランス発祥のフランス語で市民権を得た物は意外と多く。
「マロン」とかさ。「ガトーショコラ 」や「タルト」もそうであろう。
マロン(Marron)は英語で チェストナッツ(Chestnuts)だし
ガトーショコラ(Gâteau au chocolat)はチョコレートケーキなのである。
カタカナ。。。末恐ろしき。。。
ドイツ語だと医療関係の言葉が多いらしく。
カルテ(Karte)とか。
メスもメッサー(Messer)ってナイフって意味から来てるらしいし、そこまで発音が大きく違わない気がする。
食べ物でも
バウムクーへンはBaumkuchenでそのままだし、
リュックサックもRucksackで少し濁るだけで大筋同じと言えなくもない気がする。
そんなこんなでスーパーで自宅で焼くクロワッサンが売っていたのでこの年末に試してみました。
パイシートみたいな生地が筒に入って売っているのだけど
広げると切れ目が点線で記してあって、そのラインに沿って切ってクルクルクルと丸めると
見た目は完全にコワソン!
15分くらいオーブンで焼いたらあっと言う間に出来上がり。
チョコパンとか丸いパンバージョンもあるみたい。
パイシートも簡単なのが売ってる。
やっぱパン食の国だなぁ。
ある種コンビニのおにぎりみたいな感じか。
と思ったけど、こっちはベーカリーが日本のコンビニくらい乱立してるからな。
(ベーカリーの話はまた別の機会に)
さてさてお味は・・・というと、まぁ、暖かいうちに食べたい!って言う味。
いい加減なわたしの感想としては
アミューズメント性が高いし、楽しいからよしということにしよう、となるのである。
ではまた!