ドイツの税関(Zollamt)に荷物を引き取りに行くの巻
こんにちは。
日本を出る直前に発送した荷物が
どうやらドイツに届いてるようなのに一向に届かないな
と思っていたら税関たる場所で足止めを食っているようで
取りにこい通達が来ました。。。
なんだか文字だけで怖い通達・・・
送られてきた書類には
「14日以内に取りにこないとあかんで」
ということと
受け取りに必要な持ち物や保管料(0,50€/日)の説明やうんたらかんたら・・・
要するに、引っかかるものが入ってるなら金払えというような内容。
しかも営業時間が
月火水 7:45−15:00
木 7:45−18:00
金 7:45−13:00
って仕事してる人はいつ受け取りにいけばいいんだ・・・?
(加えてこの金曜日の「前の日遅くまで働いたんだから早く閉めるもん」的な帳尻合わせ感)
つーか、内容だって至ってシンプルで私物の服や靴、しかも新品でもない中古品なのになんで金払わなあかんねんという思惑を持ちつつ、車で30分くらいかかるケルンの端まで、荷物の回収に向かいました。
東京から湾岸道路を千葉方面に進んで船橋につく手前あたりの何もない感・・・
ここは本当にケルン市内かと疑うくらいの立地。
車持ってない人は一体ここまでどうやって来いって言うのか。
建物入口の看板。かわいい。。。
ともあれ、9時過ぎに到着し、待合室に入るとすでに15人くらいの待ち人。
番号札で呼ばれるような電光掲示板システムがあったけど、室内には発券機は見当たらない。
ウロウロしていると、
すかさず入り口あたりにいた人が「待合室に入る手前にあるよ」と教えてくれた。
(本当にわかりにくい)
私たちの番号は
992
現在表示されているのは
979
しばらく待つだろうなと高をくくり、室内をキョロキョロ。
どうやら外国人が多い気がする。
それもそうだな。
海外から荷物が届くのは外国人の方が率が高いのも納得。
そんなこんなで順番が来たので、いざ表示された番号の部屋に!
「こんな手紙が来ましたが、妻が僕宛に日本から送った自分の引っ越し荷物です」
的なことをささっとドイツ語で旦那くんが説明し、
対応してくれたおじさんも、
やはりそういった人たちの対応は慣れているのか
「わかりました。ひとまず荷物を持ってきます。」と退室。
ソワソワして待っていると、数分後、まぎれもなくわたしが日本から送ったゴリラの顔がプリントされたダンボールの姿が!
そうだ!
これを発送した時は徹夜寝不足で
わけわからない状態で本当にしんどかったんだ・・・
そんな記憶がフラッシュバック。
嗚呼・・・
諸行無常・・・(違うか)
と、そんなノスタルジーに浸るわたしをさておき、
おじさんと旦那くんの会話はダンボールを開けて中身を確認するところに突入。
中身をさらっと確認したおじさんは
「私物ですね、オッケーです」っと
あっさり終了。。。
え、何、支払いとかいらんの?
え、つかなんだったん?
荷物取りにきただけになってない・・・?
もうお役所関係の人たちの対応についてはわかってはいるけど
やっぱり疑問に思わずにはいられないよね・・・
(インドだったら、箱ぼっこぼこだろうなと思うとまだマシか・・・っと)
ともあれ荷物は無事に回収でき、中身も無事でよかったということで
今回はおしまい。