【DTZ A1/B1】ドイツ語試験『ライティング（Schriftlicher Ausdruck (Brief)）』攻略法①
【Deutschtest für Zuwanderer A1/B1】
ドイツ語試験『ライティング（Schriftlicher Ausdruck (Brief)）』攻略法その①
今回は手紙を書くときの順番とそこで役立つRedemittel（役に立つ語句、表現）です。
順番
文章を書くときには、定型があります。
B2以上になると差出人住所や送付先住所、題（件名）なども書きますが、タイトル通りDeutschtest für Zuwanderer A1/B1用のフォーマットです。
1.Datum （日付）
まずは右上に場所と日付を書きます。
場所は自分のいる場所、例えばKölnだとかBerlin、Hamburgと都市名を入れましょう。
その後に『，』で締めて、日付です。
お気づきだと思いますが、『日.月.年』の順番です。
『02.Nov.2018』などでもOK！
昔は日付の前に『den』と書いていたらしいが、2018年の時点では省略可能になってるので、ここでは触れません。あくまで合格するための試験対策なので点数にならないところは省きます。
2.Anrede（最初の挨拶）
冒頭の「誰宛なのか」を記す部分です。相手を知っているか知らないかなどによって書き方が変わります。
●A.相手の名前すら全く知らない場合（ホテルや会社の代表窓口宛）
Sehr geehrte Damen und Herrn,
●B.担当者の名前は知っているが、実際に会ったことはない場合
Sehr geehrte Frau Schneider,
Sehr geehrter Herr Schneider,
●C.実際に会ったこともあるし名前も知っているが、“du”で話していない場合
Liebe Frau Schneider,
Lieber Herr Schneider,
3.Einleitung（冒頭文）
前述の宛名の後にある「，」を引き継ぐため、書き出しは小文字スタートです。
Sehr geehrte Frau Schneider,
leider möchte ich Sie informieren, dass ich heute nicht kommen kann.
そこから本題に入ってブラブラと書いて行きます。
汎用性高そうな例文出しときます。
Können Sie mir helfen?
Können Sie mir bitte sagen / mitteilen, ob...
Könnte ich morgen Ihr Auto leihen?
Bitte nennen Sie mir Ihre Öffnungszeiten.
Ich danke Ihnen.
Ich wäre Ihnen dankbar, wenn Sie...
Ich würde mich sehr freuen, wenn Sie...
Ich würde gern wissen, wann/ob/...
Gerne würde ich...
Wäre es möglich, dass...
だいたい頭に入れておけばどんな状況下の文章でも使えそうです。
4.Schlusssätze（締めの文言）
締めです。ありがとう的な文章です。
状況に応じて使い分けましょう。
Vielen Dank für Ihr Verständnis.
Vielen Dank für Ihre Hilfe/Antwort/Email.
Ich freue mich auf eine Hilfe/Antwort/Email.
Über eine baldige Antwort würde ich mich sehr freuen.
当方は一個か二個憶えて、状況で使える方を選ぶ戦法で行きました。
5.Grußformel（最後の挨拶）
ここは「2.Anrede」と繋がっています。
●A.Bの場合（親しくない）
Mit freundlichen Grüßen
●Cの場合（顔見知り）
Viele Grüße
6.Unterschrift（自分の名前）
そのままです。お名前をお書きください・・・
いかがでしょうか。このフォームを守るのが点数を最低限ゲットすることに繋がります。手書きの手紙なんてもう何年も書いてないのに、テスト対策でやるとはなかなか面白いもんです。。。
次は例文です。よかったらどうぞ。
