「歳を取る」ことと「発酵食品欲」は比例するー梅干しと味噌へのラブコールー
ちょっとはみ出しブログ。
こっちに来てからというもの、数ヶ月に一度、定期イベントのように
梅干しと味噌が無性に食べたくなる。
(醤油欲もあるんだけど、比較的身近な調味料なので末期症状にはなりにくい模様。)
そう、日本が誇る発酵食品。(※納豆は生涯不要)
そこに玄米なんてついちゃったらもうわたしウキウキどころの騒ぎじゃないよー
2007年に始めて海外はドイツに「住む」ことをしたのだけど
20代後半であったが故なのか、そんなことを思ったことがなかった。
インドにいた時は日本食を渇望はしていたものの、
どちらかと言えば日本食というよりはまともな食べ物が食べたいという欲求・・・
そういえば、当時こっちで知り合った9歳年上の彼女が言っていた言葉を思い出す。
「みそ汁が飲みたい」
その当時、それに同調することができず
大人になったらそうなるのかなぁと傍観してたのだけど
ついにこの時がきたね。
歳を取ることにまったく抵抗はないし、むしろ推奨派なんだけど
今回はどちらかというと「染み入る」といった具合でw
例に漏れず私も成長してるんだなーと(←ポジティブ)
しかし、こっちで梅干しも味噌はその辺のスーパーで売っておらず
アジアスーパーなどで売っている物の値段と質を考えると
「うーん」となってしまうことが多く。(背に腹は代えられないよね)
ということでどうにか代用できないかなぁと
どこかの記事で読んだ「プラムを梅の代用」で梅干しを試してみた。
皮をむくのは遠慮して、しばらく水につけて放置。
このしばらくというのは長ければ長いほど効果的かもしれない。
これはね、プラムの中に潜むちっちゃい虫退治のため。。。
日本じゃ考えられないけど、農薬があれなのか管理があれなのか虫がいる。
結局わたしはヘタの部分?から切れ目を入れて、虫くんの所在確認。
今回は初挑戦のため、少量でチャレンジ。
小さなガラス容器を消毒し、ジップロックに塩とプラムを投入します。
チャックをしっかり閉めたら重石の代わりに水を入れたペットボトルの登場です。
一日一日梅酢の様子をチェック。
5日目までにプラムが浸るくらい梅酢を出させます。漬け出して二、三日が勝負どころ。二日目くらいで梅酢の上がり具合が悪い場合は重石を増やすとよろしいようで。
プラムが液体物に浸るくらいになったら
重石を半分くらいに減らして一ヶ月冷暗所で保存。
そうしてながーい待機期間を経ましてようやく天日干し作業に入ります。
ざるの上にのせてバルコニーへ!
しかしなんだ、コバエが・・・
梅干し造りのマニュアル(レシピと呼ばない)には一日目は引っ込めるけど、二、三日目は外に放置とある。
うーん。
いや、悩ましいが、もしタマゴをなんてことになったらもっと大変なので一日一日屋内へ待機させる。気持ち長めに干す日程にすれば大丈夫だろう(いい加減)
そんなこんなを経て、ようやく食べられる状態になったー!
わけなのでさっそく味見。
ん・・・
え、しょっぱい。。。。
でも待って。
これ・・・
梅干しの味がする!!(いい加減)
これ梅干しだーー!!!!
でもこの梅干しを食べたら塩分過多でおかしくなっちゃう!!
苦肉の策は・・・
水洗い。
じゃばじゃばーっとね。
洗っちゃうよ。もう。
でもそのおかげで食べられる塩辛さに。
もう一度天日干しをして。
完成!
次回挑戦するときは塩分加減と、プラムの皮をむいておこうと思いました。
次は手前味噌に挑戦したい。いつになることやら。