そしてそれは唐突にーVISA取得までの道のり⑤
一年で一番寒いであろう二月のまっただ中に
カーニバルというケルン名物があるというのを前回書いたのだけど
(ケルン名物「カーニバル」は仮装して酔っぱらうだけではなかった。 - Cows-Net)
そんなカーニバルの頃にそれは突然に届いた。
「VISAが出来上がりますので、指定の日時以降に受け取りにきてください」という書面。
お!!!
役所からまったく音沙汰なく、数週間すると今持っているVISAが切れるなぁ
なんと思っていたら、無事できたみたいだ!!わーい!
と喜んだのもつかの間。
ん?・・・
受け取り場所は・・・
どこ・・・?
・・・(っ´ω`)っ?
はいでたー、いつものやつー。
だんだんパターンわかってきたわ。
受け取りに来てくださいという書面のくせに場所の記載がまったくない。
書面の右上に差出人の記載があるのだが、それは呼び出しをくらった本家のオフィス。
かなり大きい建物のため、受け取りをするには部屋の番号の記載がないと、不可能に近い。
推測及び相談を経て、これはVISA申請をしにいったオフィス(Bezirksrathaus Innenstadt)で大丈夫ではないかということで、
質問も兼ねて一度行ってみることになった。
念の為ということで義妹が一緒につきあってくれることに(家族ぐるみでありがたい)。
朝9時、こちらはまだ薄暗い。
入り口で合流し、エレベーターを使おうとすると
「故障中」の張り紙。
三階まであーだこーだ言いながら階段を登る。
一体全体、ここは本当にインドではなくドイツなのだろうか?
そして受付番号発券機までたどり着くと・・・
「技術的な問題により本日はビザカードの受け取りができません。
ビザ申請及びビザ延長申請については行っております。」
⁽⁽◝( •௰• )◜⁾⁾≡₍₍◞( •௰• )◟₎₎・・・
だよねー!!!www
思ってたの、こんな簡単にビザゲットできるわけないって!!w
絶対なんかあるって!!!wwww
義妹氏「これいつ解決するんです?」
おじさん「わからないのでHPか電話で次にくる前に確認してください。」
義妹氏「電話番号教えてくれます?」
おじさん「承知!」(別部屋へタタッ!)「これです!」
義妹氏「どーもー!」
結局、本日の受取りはかなわぬも、受け取りはやはりここでよかった模様。
しかも下のエレベーターはこのシステム上の問題と同質のものらしく。。。
(だったらエレベーターに先ほどの張り紙をしておくべきだったのでは・・・?)
ますますワタシ頭にはインドとドイツがシンクロするように・・・
ま、受け取り場所もわかったし、午後にでも電話して問題が解決してたら
明日にでも取りにくればいいだろう
というのが甘い考えだということを、この時の私は、知る由もない。。。
つづく。